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Hot City Ohtawara とうがらしの郷 大田原
〜ホッとして!おおたわら〜
 
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大 田 原 と う が ら し プ ロ ジ ェ ク ト
 大田原市観光協会では、大田原には観光資源が少なく、さらに市内への観光客入れ込み数でも県内で最も低い(旧大田原地区)という状況を踏まえ、「何か大田原をPRできるものはないか?」と考えておりました。その中で『食』をテーマとした新たな観光資源の開発を企画することになり、協会内で「食の開発プロジェクトチーム』(以下食PTと略記)を結成いたしました。そして、食PTにて『食に関するアンケート調査』の集計内容を基に会議を重ねた結果、歴史的観点から見ても大田原と関係の深い『唐辛子』に着目して商品の開発・研究に乗り出すことになりました。

 食PTでは、全国に誇れる唐辛子商品を創出しようと開発を進める中で、『とんがらしラーメン・とうがらし餃子・とうがらしどら焼・羊かん』など様々な商品を生み出してまいりました。現在これらは、道の駅那須与一の郷や一部スーパーなどで販売されております。

 また、当協会では、衰退してしまった大田原産唐辛子を復活させようと栽培普及活動(唐辛子栽培農家拡大)を行っています。近年では『食の安全』が盛んに叫ばれるようになり、改めて消費者の目が安全性の高い国産品に移り変わってきているという状況にあります。この国産品奨励の追い風に乗って、大田原の大地に再び唐辛子畑を広げられるよう努めております。

 このように唐辛子を軸にした「町おこし」を展開しているわけですが、現在これからのプロジェクト成功を左右する大きな課題を抱えております。それは次世代を担う若年層への活動普及です。大田原市産業文化祭で実施しております『唐辛子に関するアンケート調査』の結果を見ると、「あなたは大田原市が唐辛子に大変ゆかりのある町だと知っていましたか?」という問に対し、三十歳代以下の方で『はい』と答えたのは約20%。四十歳以上の方では約60%で、明らかに若年層での認識が低いということがわかります。「とうがらしの故郷 大田原」を根強く浸透させるには、若年層への活動普及が必要不可欠であると考えております。

 そこで、市内の小中学校の児童・生徒たちに「大田原と唐辛子の歴史」を知ってもらおうと、学校菜園に唐辛子栽培導入の企画をいたしました。当協会が唐辛子の苗を無料配布し、子供たちにそれを畑やプランター等に植え付けをしてもらうもので、平成18年度には市内小中学校36校中14校が参加をしていただきました。自分たちで育てることで、子供たちの認知度も高まっていくと考えております。

 また、街の人たちにも「とうがらしの故郷大田原」をPRするために、「中心市街地を唐辛子通りに・・・」というコンセプトで、おおたわらTMO(まちづくり機関)や大田原商店連盟の協力を得て、市内中心市街地のメイン通りに唐辛子の苗を設置いたしました。春から秋にかけて、緑・黄色・赤と色とりどりの変化を見せてくれる唐辛子は、街行く人々を楽しませ中心市街地のイメージアップにも繋がっていくと考えております。

 さらに、将来的には、『唐辛子』を中心とした観光事業として、圃場や加工場の見学、唐辛子料理や七味唐辛子の加工体験等を盛り込んだバスツアーを計画しており、県内外に大田原をPRしていきたいと考えております。
 
 平成18年10月より、新たに『大田原とうがらしの郷づくり推進協議会(会長:吉岡博美)』を立ち上げ、より具体的・効果的な事業を展開する予定でおります。

〒324-0051 栃木県大田原市山の手1-1-1皇漢堂ビル1F(大田原商工会議所内) とうがらしの郷づくり推進協議会TEL:0287-22-2273 メール問い合わせ